今回、
とうとう関西を離れ、
ついに海を越え・・・・
台風が去った四国の香川県を取材しました~ ~
お邪魔したのは、山と海に囲まれた、自然豊かな香川県総合運動公園
野球場を始め、テニス場、サッカー・ラグビー場、相撲場はもとより、スポーツ教室開催や学校の遠足、
ウォーキングコースとしても楽しめる、敷地面積30.9haの広大な運動施設です。
その中でサッカー・ラグビー場を管理運営されているグリーンシステム様にお話を伺いました。
訪れたのは、年一度フィールド全体に冬芝の種まきが行われる秋口
13500平米のメインと10000平米のサブ・サッカー・ラグビー場をそれぞれ1日半と1日かけて穴あけした後、
半日かけて手作業で種まきされます。
穴あけ/エアレーションに利用されているのが、トロ・プロコア SR54
固結を軽減して健康な芝生にしてくれる深耕エアレータ
動画はこちら↓
長いタインが土を揺すりほぐすので、深部まで水・酸素・栄養分をしっかり送り届けます!
冬芝の種ライグラス、一回に蒔く量は、なんと1㌧!
冬に枯れる夏芝の根っこを大事に守り、
寒い間、成長しながらフィールドを緑いっぱいにしてくれる健気な存在なんです・・・・・・
ところで、ここ香川県営サッカー・ラグビー場では
一年を通して、ラグビー場として、また香川県のプロサッカーチームの練習、そして高校生、大学生、社会人の大会や練習にも利用されるので、利用後の芝の修復や追まきを施されたりと、状況に応じての作業。
芝の成長が著しく、害虫被害や病気になりやすい夏場、特に8月は利用が多い時期でもあるため、
芝にかかったダメージの修復や整備に一番気が抜けないそうです。
目砂散布作業中
ブラシによるすり込み作業
散水で作業完了
プロチームからの要望でもあるそうですが、特に気を遣われているのが、
不陸を作らないフィールド整備だそうです。芝はもちろん基礎となる土壌の管理も大切な仕事なんですね。
年4回のエアレーションに加え、春と秋の目砂散布や、ローラーで転圧をかけたり、
特にラグビー使用後の芝のダメージやずれにはハンマーで叩いて戻したりと、、、、、
常に芝をいい状態に保つのって・・・ホント大変なんですね~
ちなみに、種まき後は養生期間として2週間フィールドの利用をお休みされるそうです。
発芽してさっぱり刈り上げた後の利用再開までが、芝もほっと一息つける時なのかも?
すくすく育つんだぞぉ~
しっかり育った冬芝ライグラス!
おまけ:
香川県総合運動公園のすぐ近く、グリーンシステム・田川チーフお奨めのうどん屋「町川」さん
こしの強さは取材済!こちらも是非お立ち寄り下さいね♪