ロシアでの2018 FIFAワールドカップ開始を世界中の何十億人が熱心に待ち望む中、5つのスタジアムで競技場の状態を最高に保つためにToro機械が採用されています。モア及びエアレータからスプレーヤ、汎用車両、デブリブロアまで、これらのスタジアムではフィールドとグラウンドを最高の国際基準にするためにToro製品を使っています。
以下にFIFAワールドカップの各会場と、そこで使われるToro製品を紹介します:
スパルタク・スタジアム、モスクワ
ロシアの最も有名なフットボールクラブの一つスパルタク・モスクワのホームであるスパルタク・スタジアムには、鎖帷子を模した外壁が設けられています。スパルタクのロゴをモチーフにした何百もの小さなダイアモンドを使ってデザインされており、プレーするチームに応じて色を変化させます。
この会場で使われているToro製品は、プロコア648エアレータ、マルチプロ1750スプレーヤ、リールマスター3100リールモア、そして数台のプロストライプ560手押しモアです。
リールマスター3100はヨーロッパではフットボールスタジアムでよく使われており、実績のある生産性の高さと刈り込み品質が評価されています。またこの会場ではFIFAワールドカップ開催後も天然芝を使い続けることも、選択の理由となっています。
サンクトペテルブルク・スタジアム
この新しく超モダンなスタジアムは、クレストフスキー島にあるキーロフ・スタジアムの敷地に建設されました。宇宙船を模したデザインで、開閉式屋根とスライド式ピッチを備え、年中あらゆるイベントが開催できるようになっています。サンクトペテルブルク・スタジアムはFCゼニト・サンクトペテルブルクのホームです。
スパルタク・スタジアムと同様に、この会場ではプロコア648エアレータとプロストライプ560手押しモアが使われています。また資材や人員の運搬用に、ワークマンMDX及びワークマンHDX 4WD車両が使われています。さらにプロフォース・デブリブロアが、刈り草やエアレーションコアその他のゴミの除去に一役買っています。
カザン・アリーナ
ロンドンのウェンブリー・スタジアムとエミレーツ・スタジアムの設計会社が設計したカザン・アリーナは、上空から見るとスイレンを模しています。元々2013年夏季世界大学選手権のために建設され、その後フットボールピッチが増設されました。カザン・アリーナはFCルビン・カザンのホームです。
この会場ではリールマスター3100リールモアをトレーニング施設で使い、スタジアム全体で何台ものプロストライプ560手押しモアを使っています。
モルドヴィア・アリーナ、サランスク
この楕円形のスタジアムには明るいオレンジ、赤、白をミックスした外壁が設けられ、これはモルドヴィアの芸術と工芸品の基準色をリスペクトしています。サランスク中心のインサル川の堤防沿いにあり、FCモルドヴィアのホームになる予定です。
モルドヴィア・アリーナは多くのプロストライプ560手押しモアを使い、美しいストライプを仕上げるプロの刈り込みを実現しています。
ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム
ヴォルガ川とオカ川の合流点に位置するこのスタジアムは、ヴォルガ地域を代表する自然の要素、水と風をイメージしています。細かい三角形のサポートを円形に配したデザインで、半透明の外壁でスタジアム全体を包んでいます。地元のクラブFKオリンピエツ・ニジニ・ノヴゴロドのホームになる予定です。
このスタジアムではリールマスター3100リールモアを使い、トレーニング施設でプロストライプ560手押しモア数台を所有しています。
この地域のToroディストリビュータ、コンクエストLLCモスクワは、スタジアムとトレーニング施設用の機材購入グループに、Toro製品を供給しました。コンクエストの統括マネージャであるディミトリ・コルトヴォイ氏は、テオドア・デンチェヴToro社北東欧州業務用機械地域マネージャと密に連携して、各会場に適した機材を勧めてきました。
コルトヴォイ氏はまた、納品前に全製品がセットアップされていることを確認し、デンチェヴは各グラウンドクルー向けに個別のトレーニングプログラムをまとめ上げ、機械の性能を最適に発揮させてそれぞれの芝生の状態に応じた最高の結果を得るためのノウハウを確実に伝えました。
「コルトヴォイ氏とデンチェヴはこの過程のキーパーソンであり、それがToro機械がこれらのスタジアムで使われている大きな理由です」と、アンソニー・ナダリンToro欧州上級マーケティングマネージャは説明します。
「FIFAワールドカップは世界的なイベントであり、世界中のチームが参加します」。2018 FIFAワールドカップは6月14日から7月15日まで続き、世界的に最も大きな単一のスポーツ競技会です。4年に一回世界中から32チームを集めて開催され、国のプライドと情熱的なファンに動かされて行われます。2014 FIFAワールドカップではテレビ視聴者が32億人に達し、最終ゲームは10億人以上が視聴しました。
「このイベントの規模と重要性を考えれば、信頼性こそが必要不可欠です。そしてToroはそれを最も重要視します」とナダリンは続けます。「我々はスポーツ競技場について知っており、プレイヤー達にとって最高のピッチを作るためのクルーの生産性を支えるのに必要な機械の性能を理解しています」。
これら2018 FIFAワールドカップ・スタジアムだけでなく、Toro製品はスペインのレアル・マドリード・クラブ・デ・フットボール、スコットランドのカーヌスティ・ゴルフリンクス(2018オープンチャンピオンシップのホストコース)及びセントアンドリュースリンクス、英国のウィンブルドンチャンピオンシップ、フランスのヴェルサイユ宮殿、米国のパインハースト・リゾート及びトーリパインズ・ゴルフコースなどの有名な会場やイベントで、またその他世界中のプロ及び大学リーグの競技場で、これまでも今も使用されています。
世界中のスポーツ競技場とグラウンド用のToro機械と散水製品の詳細については、Toroウェブサイトをにアクセスしてください。